松野博一文部科学大臣の年頭記者会見(2017年1月6日)

 挨拶の冒頭「学校現場における業務の適正化」を取り上げた。

教員の業務負担の軽減を図ることは喫緊の課題であると文科省は認識しており、昨年6月の「業務適正化に向けた報告」で示した改善方策を確実に遂行していく。特に3つの柱

①教員の働き方を改革し、教員が担うべき業務に専念できる環境整備を目指す。

② 部活動の適正化を推進し、部活動指導に係わる教員の負担を大胆に減らす。

③学校現場における業務の適正化をさらに実効性のあるものとするべく体制強化に取り組む。

これらについて、プロジェクトチームを立ち上げたり、そのための予算を計上したりするなど具体的な取組を遂行する。 

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文科省通知 「学校現場における業務の適正化にむけて」

 P3 「また、将来教員になりたいと子どもたちから思われる存在として、教員が誇りや情熱を失うことなく、意欲・やりがいを高め、その使命と職責を遂行し、健康で充実して働き続けることができるよう、教員が担うべき業務を大胆に見直すとともに、長時間労働という働き方を改善することで、ワーク・ライフ・バランスの実現を果たしていく必要がある。」

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2016 日教組労安川柳の募集案内

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労安川柳募集のお知らせ・応募用紙.pdf
PDFファイル 144.9 KB

 

学校労働安全衛生活動は、

すべての児童生徒の安全にもつながります。

KYT(危険予知トレーニング)に

普段からとり組みましょう。

 

毎年4月に出される「学校における業務改善」県教委通知

 

《 2015年と2016年の比較 》

 

 

年 度

2015

2016

標 題

学校職員の服務規律の厳正確保と

校務処理の改善等について

学校職員の服務規律の厳正確保と

学校における業務改善等について

適正な勤務時間管理

学校における業務改善

適正な勤務時間管理

(1)

校長は、職員の心身の健康保持や仕事と生活の調和を図る観点から、校務について種々の改善を行うなど、校務能率の向上への自覚を高めるとともに、職員一人一人の意識の向上を図るよう努めること。

校長は、職員の心身の健康保持や仕事と生活の調和を図る観点から、学校における業務全般の状況や職員一人一人の職務遂行の状況を把握し、教育活動の充実のために学校における業務改善に努めるとともに、職員一人一人の意識の向上を図ること。

(2)

校長は、勤務時間を超えて長時間に及ぶ業務が予想される場合、当該職員に事前に申出させるなど、職員の職務の状況を十分に把握するとともに、平素から適正な業務配分に努めること。

同左

(3)

 生徒指導の問題など今日的課題に対応するため、児童生徒と触れ合う時間を確保するともに、校務処理の簡素化・合理化を図るなど、適正な勤務時間管理に一層努めること。

 生徒指導の問題など今日的教育課題に対応するため、児童生徒と触れ合う時間を確保するともに、校務処理の簡素化・合理化を図るなど、適正な勤務時間管理に一層努めること。

 

労働者の安全と健康の確保とILO条約 講師 村上剛志氏   (37:00頃~)

 

●県教研(2015年10月31日~11月1日・鴨池中)で北薩労安の取組が開会アトラクションで紹介されました!

 

「…アトラクションは北薩支部のメンバーで今日的な問題を取り上げて構成していた。川内原発再稼働反対、学校におけるパワハラ問題、労働安全衛生に関わる問題、さらには若い人の組織加入の希望が少しはもてそうな問題など盛りだくさんだった。久しぶりに拍手が多いと感じた好感の持てる構成劇だった。」奄美老小猫の喜・怒・哀・楽!より引用