北薩労安対策会議改め⇒ ろうあんミーティング

(ここは労安の「学校」です。参加は毎回自由です)

【百聞は一見に如かず】【変化し続ける者だけが生き残る・ダーウィン】   

◆次回、第64 2017年116 日(

 18:00~20:00 

川薩教育会館(薩摩川内市) 

 この学習会であなたが得られること

▶これから取り組むべきことが明確になり、不安が解消します。

▶机上の空論ではない、すぐに使える実戦的なアイディアが手に入ります。

▶根拠を学ぶことで、自信をもって取り組めるようになります。

▶悩むことが減り、時間を無駄にしなくて済みます。

▶事例を参考に「手順」が明らかになるため効率的に準備を進めることができます。

不安・悩みから解放されます。

ですから、明日から「行動」することができます。

参加者レビュー 

★★★★★ がんばろうという気持ちに 投稿日2016/10/28

○満足。自分がわからないことを聞くことができた。

また、何でも尋ねていい雰囲気が安心できて、またがんばろうという気持ちになった。

これからも職場改善にがんばれる。即改善するためのやり方や手順、でも改善のサイクルという基本も分かり、冊子も手に入れられてありがたい。

ここにくれば、衛生推進者としてやっていけるという安心感から、今後もがんばれる。頼れる場所でありがたい。(小・教・衛生推進者)

★★★★☆ ヒントがもらえた 投稿日2016/9/16

○まあまあ良かった。誰が衛生推進者になっても継続してできるようにしたい。

やってみよう!やってみたい!と思える仕事内容でないと続かないと思った。(家に帰ってもすることだらけだから)

衛生委員会をどのように機能させればよいかヒントがもらえた。

まず、学習!!(出退勤記録を出すことが忙しい、書く時間がない、と言って出さないことがあるから)このような機会があり、ありがたい。(小・教・衛生委員)

 鹿教組労安推進委員会   

      2018年1月6日(土)10:30~12:00 

      県教育会館(鹿児島市) 

 

鹿教組労安学習会(新規企画) 

       2018年1月21日(土)10:00~12:00 

      県教育会館(鹿児島市)

 

 

 鹿教組労安推進委員会   

      2017年4月15日(日)10:00~12:00 

      県教育会館(鹿児島市)

      終了しました。

      ・学校の衛生委員会の活動がいかに大切か,議論されました。    

 

私たちは鹿教組北薩支部方針に基づき、月に1回程度、衛生推進者10名ほど(小・中学校の教員や養護教員など)で継続的に勉強会を開催しています。

び、共に成長し共に元気になる!

 

◆内容

・労働安全衛生の理論・実践の学習、交換

・衛生委員会の実践交流

・組合運動への提言

・学習会の企画、啓発活動

・資格取得に関すること

・情報収集・調査・研究

・労働相談

・講師派遣 など

◆長時間労働を軽減してきた経験、実績があります。

・現役衛生推進者や有資格者のスキルアップ

これから衛生推進者になろうとお考えの方の支援など

・机をロの字に配置しておりますので、ご自分で質問しなくても、他の方のやり取り

 を聞いていただくだけで参考になると思います。

いつでも気軽な参加をお待ちしています。他地区からの参加や一見さん大歓迎

・詳細はお問い合わせください。

・毎回、軽妙な職場改善ネタで盛り上がっています

※学校の衛生委員会の資料をお持ちいただくと、より具体的な話し合いができます  

 

 ●ほくさつ労安 誕生秘話(悲話)●

 《誕生前夜》…「あなただからできた」

  北薩の超勤削減の実践(以下、モデル。)は、県教研にこれまで2度ほど持ち込んだが、その反応は多分に「第三者的」であった。

 すなわち、「すばらしい」「すごい」と表面的な声が上がる一方、「自分には無理」「あなただからできた」「大変そう」…等々、思考停止、冷めた反応がその場の空気を支配していた。

 ましてや、参考にしようなどというような積極的な意見や質問も一切出ることもなかった。 

 それはあくまで「個人的な」ものとしての評価でしかなかったし、他へ波及することも当然のことながらなかった。

  

 《「北薩労安」への歩み》

 モデルは2011年に開始されたが、当時は、組合員が衛生推進者になること(もちろん資格取得も)や衛生委員会を毎月開催する方針も、勤務時間調査もない時代の話であった。

 つまり、モデル自体が組織背景のない「四面楚歌」状態、全くオリジナルな「コロンブスのたまご」であり、試行錯誤と苦難の連続であった。

 そのような中にあって、並行して北薩支部組合員の理解者・賛同者を増やすことも文字通りゼロからの出発であった。

 

その際の一番の強みはモデルそのものの成果であった。

「こうやれば、こうなる」式の数学の証明のような単純・明快・確実なプロセスと成果こそが人を惹きつけたとも言える。

と同時に、少ない人数でも「職場を何とかしたい」という現場組合員の焦燥と熱意の表れが「北薩労安」を支えたのである。

 

北薩支部運動方針に「北薩労安」を明記するのに、それほど時間はかからなかった。

そのうちに一人二人と「理解者」が「実践者」となり、小規模・大規模を問わず小学校・中学校で、あるいは教諭・養教・事務職員という職種を超えた実践や改善を生んできた。

その集大成が全国教研での実践報告(2016.2)であり、各種「労安セミナー」だったと言えよう。

もはや「あなただからできた」ではない「組織的な」実践へと変貌を遂げたのである。

  

 《未来展望》…本当に「多忙」なのか

 モデルは北薩では表面的には広く行き渡っている。

 しかしながら、様々な場で職場の「超勤多忙」を耳にする。

 これは、不満はあっても「モデル」と比べどちらがラクか天秤にかけ、結局は“現状”を選択しているともとれる。

 現状に満足とは言えなくても、行動を変えるほどの不満はないのである。

 それぐらい人間は自分で思っている以上に合理的な行動をとっているものである。

 これらは、周りの環境に左右されやすい人たちであるから、今後一層「組織的」に衛生推進者を組合員が担っていけばある程度は解決できるだろう。

 

他方、日教組青年部の調査(日教組新聞2016.2)によれば、超勤の月平均は61.9時間、定年まで働き続けられると考えている人は25%しかいない。

辞めるぐらいの覚悟があるのなら、衛生推進者になって一矢報いてからでも遅くはないと思うのだが、残念ながらその術(モデル)を知らないのだろう。

先の見えない状況だからこそ、実践成果に注目すべきであるし、必要なら真似してほしいとさえ思う。

本HPは、本当に困り果てている人のための希望の実践集である。