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●衛生推進者の資格取得

衛生推進者の資格取得

 資格が必要なわけ

国が定める資格制度は、国民の利益保護のためにあります。

 

例えば、医療行為を医師免許を持たない者が行ったり、弁護士以外の者が訴訟事件で法律事務を行えば、結局その不利益は国民がこうむることになります。

 

ですから、そのような行為は罰則をともなって禁止されています。

 

安衛法に定める衛生管理者も同様です。(衛生推進者には罰則まではありません)

 

ですから、衛生推進者資格の無い者が、職場で衛生推進者業務を行うことは結局、安全や健康に関する不利益を職員が受け、最終的には国民がこうむることになります。

 

したがって、しっかりとした有資格者が衛生推進者になることが相応しいと言えます。

 

実務能力のある衛生推進者が多数活躍することこそ、安全・健康・快適な学校職場につながっていきますし、ひいては学校教育全体に好影響を及ぼすことになります。 

 

 

では、実際に衛生推進者の資格はどうすれば取得できるのでしょうか。

 

衛生推進者の業務を担当するために必要な能力を有すると認められる者は、「安全衛生推進者等の選任に関する基準」(労働省告示801988.9.5)によって示されています。

 

資格取得には大きく分けて4つの方法があります。